新規事業開拓において、テレアポは有効な営業手法の一つです。
ただし商品・サービスに興味を持っている人でないと、必要性を感じてもらえず煙たがれてしまうかもしれません。電話をかける際は、見込みのあるターゲットにアプローチすることが大切です。
そこで重要なのがテレアポリストです。良質なテレアポリストを収集することで、アポの獲得ひいては成約率・売上の向上に繋がります。
しかし、
「テレアポリストをどこから入手したらいいのか」
「そもそもテレアポリストって本当に必要なのか」
と悩む営業担当の方も多いのではないでしょうか?
本記事では、テレアポリストの7つの集め方や良質なリストの条件、テレアポリストの重要性など幅広くご紹介します。
Contents
テレアポリストとは
テレアポリストとは、企業が電話営業を行う際に使用する営業リストです。この営業リストには、顧客の基本情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど)や企業情報(企業名、担当者名、従業員数、資本金など)などが含まれます。
このテレアポリストを作成することで、営業活動の効率化やリソースの確保、人件費の削減などにつながります。
しかし、ただひたすら電話をかけたからといってテレアポの営業効率があがるわけではありません。事前にしっかり戦略を立て、計画的に行わなうことが重要です。そのためには、リストの量よりも質を高める必要があります。ここで言う「質」を高めるとは、ターゲットを絞ってアプローチすることを指します。
自社の商品・サービスに興味を持っている顧客情報があれば、成約のための戦略もスムーズに立てられるでしょう。つまり、良質なテレアポリストの準備は、テレアポの成約率向上に大きく影響するということです。
テレアポリストを作成する際には、効率的な集め方や入手方法があります。取得したリストの更新や管理などの手間もかかるため、今回はより効率的に業務効率化をしつつ、コスト削減にも期待できる方法もご紹介していきます。
まずは、テレアポリストの集め方を7つ厳選しご紹介していきます。
テレアポリストの集め方7選
ここでは、実際にテレアポリストを準備するにあたって、テレアポリストの効果的な入手方法を7つをご紹介します。
- リスト販売サービスで購入する
- リスト収集サービスを利用する
- インターネットで調べる
- 四季報を購入する
- 社内の情報を活用する
- ポータルサイトを活用する
- SNSで検索する
①リスト販売サービスで購入する
企業リスト、営業リストを販売している業者から購入する方法です。費用はかかりますが、労力や時間をかけずにリストを準備することができます。
購入する際の基準は、価格・リスト保有数・リストの種類等があります。とくに重要なのが、情報の正当性です。リスト保有数が多くても内容が間違っていたり、情報が古いものである場合があるので要注意です。
単に価格の安さやリスト保有数の多さで判断するのではなく、口コミなどのネット情報を参考にして慎重に業者を選ぶようにしましょう。
テレアポリストの購入なら法人名簿エンジン
効果的、効率的にテレアポリストを用意するにはテレアポリストの購入がおすすめです。
その中でも弊社が運営する法人名簿エンジンは、業界別や目的別にパッケージ化された法人名簿を提供し、より効率的な営業活動をサポートしています。
法人名簿エンジンの主な特徴は以下の通りです。
- 業界別・目的別の法人名簿・法人リスト
- 最短1営業日でデータを送信
- 毎週更新を行い、情報は最新
- 請求書払い(後払い)が可能
- 会員登録不要で簡単4ステップで購入可能
無料でサンプルデータのダウンロードも可能ですので、ぜひ一度試してみてください。
②リスト収集(作成)サービスを利用する
企業リスト、営業リストの収集(作成)サービスを利用してリストを収集する方法です。リスト収集ツールを活用すると、効率的にテレアポリストが作成できます。
従来では、企業名や住所、電話番号を自分で調べ、リストを作成するのが一般的でした。これらを自力で行うとなると、それなりの時間と労力を要します。
リスト収集ツールを使ってこれらの作業を自動化することによって、リスト作成業務の効率化が期待できます。
また先に述べたリスト販売ツールとは違い、自分で条件を設定して収集・作成できるので、より自社のニーズに沿ったリストを作成しやすいというメリットもあります。
③インターネットで調べる
各企業のホームページやインターネットタウンページなどから収集する方法です。現在ではほとんどの企業が自社のホームページで正確な企業情報を公開しているので、ネットを利用すれば無料でリストを作成することも可能です。
業種や地域に絞るなど、検索方法を工夫することによってより効果的にリストを作成できるでしょう。ただ一社ごとに検索する必要があるので、リソース消費が多いというのが難点です。
④四季報を購入する
四季報を購入し、そこに記載してある企業情報を収集する方法です。四季報には、投資家に向けて企業の情報がまとめられています。企業の最新情報や今後の動向を知る上で非常に役立つツールです。
四季報には、「日経会社情報」や「「就職四季報」」など様々な種類があります。種類によって内容や値段が異なりますので、自社の知りたい情報や業界にマッチしたものを選びましょう。
⑤社内の情報を活用する
これまでの取引先や各メンバーが保有している名刺情報などから収集する方法です。テレアポリストは外部から収集するものと考えている人が多いと思いますが、身近なところからも意外と良質な名簿を入手できます。
とくに自社の営業マンが過去に獲得した名刺の中には、見込みの高い顧客が眠っている可能性もあります。
「相手が忙しく十分にアプローチができなかった」「見込み客ではあったが、フォローしていなかった」など制約に至らなかった理由は様々ですが、時間が経って状況が変わった顧客も少なからずいるはずです。
そういった名刺情報をかき集めて、まとめるだけでも十分なテレアポリストになります。
今一度過去の名刺情報を探して、テレアポリストとして活用できないかを確認してみましょう。
⑥ポータルサイトで調べる
ポータルサイトとは、似通ったジャンルの企業やサービスの情報をまとめた大型のWebサイトです。このポータルサイトを活用することで、ネットを使ったリスト収集のリソース消費を抑えることが可能です。
業界や職種に応じて様々なポータルサイトが存在します。例えば、ホテル業界のリストを作成したい場合は旅行関係やホテル予約サイトを、飲食業界のリストを作成したい場合はグルメサイトを中心にリサーチするといいでしょう。
➆SNSで検索する
Facebook・X・LinkedInなどのSNSを活用してリストを収集する方法です。SNSを活用する最大のメリットは、顧客やフォロワーの情報を簡単に確認でき、直接コミュニケーションを取ることもできる点です。また、企業のポストを拡散しているフォロワーは、その業種に対し関心がある可能性が高いため、将来的な見込み顧客につながるかもしれません。
さらに、企業に対する顧客のリアクションをリアルタイムで把握できるため、顧客の声を分析し、コールセンターの業務改善に繋げることが可能です。こうした情報を元にテレアポリストを作成すれば、効率的で効果的な顧客へのアプローチが可能になるでしょう。
テレアポリストの作成【3つのポイントと注意点】
いくつかのポイントを抑えておくと、より効果的にテレアポリストを活用できます。ここでは3つのポイントと注意点について解説していきましょう。
社内でデータを共有できるようにする
作成したテレアポリストを特定の個人が管理する企業も少なくありません。しかし、社内で共有することで、データの有効活用につながります。
例えば、個人でリストを管理する場合は、リストの活用状況も本人でなければ不明です。そのため、管理者が急に退職した場合などには、同じターゲットに何度も営業をかけるリスクも高まります。
しかし、情報漏洩のリスクも高まるため、適切なアクセス権限を設定し、情報の安全性も確保しましょう。必要な人のみが必要な情報にアクセスできるようにすることで、データの管理が容易になり、情報漏洩のリスクも最小限に抑えることができます。こうした共有体制の整備により、チーム全体の連携が強化され、営業活動の成果が向上します。
表で確認・管理をしやすくする
Excelを使い、テレアポリストを表で整理することで、シンプルかつスムーズなリストの管理が可能です。表を作る際は企業情報や受注確度、顧客ナンバーなど必要な情報を漏れのないようにまとめましょう。
商談を重ね契約が成立した際には、随時表の更新が必要です。顧客数が増えてきた際は、Excelのフィルター機能を駆使して、管理を効率化しましょう。
ただし、入力にはそれなりの時間と手間が必要な点や、入力ミスのリスクがある点には注意が必要です。
とくに入力ミスによって顧客からの信用を失うことにつながる場合があるので、情報確認をしっかり行いましょう。
リスト販売業者を利用する
自社でのテレアポリストの作成、管理には大きなリソースとリスクが常につきまといます。そのため、販売業者からテレアポリストを購入した方が、費用対効果が高くなるケースが多々あります。
多くの場合、営業リストの単価は1件2円から10円程度です。通常1,000件のテレアポリストを作成するには、どんなに必死に作業したとしても数日はかかるでしょう。一方、販売業者から1,000件分のテレアポリストを購入すれば、単価5円だとしても5,000円の経費ですみます。数日分の人件費と比べれば、明らかに費用対効果が高いのがお分かりでしょう。
名簿数が多ければ多いほど費用対効果も高くなりますので、数千件以上の名簿リストを作成したいという方にはぜひテレアポリストの購入をおすすめします。
名簿エンジンのテレアポリストは、楽天市場などの通販サイト、都道府県別、不動産など目的に合わせて単発購入が可能です。
詳細はこちらをご確認ください。
良質なテレアポリスト【4つの条件】
良質なテレアポリストの条件を以下にまとめました。
- 自社サービスの見込み顧客になりそうか
- 基本情報が網羅されているか
- 過去のやりとりが漏れなく入力されているか
- 自社サービスの見込み顧客になりそうか
1.自社サービスの見込み顧客になりそうか
良質なテレアポリストを作成するためには、「自社サービスの見込み顧客になりそうか」を評価することが重要です。見込み顧客とは、自社サービスや商品を利用・購入されたことはないが、興味があり、検討の余地がある顧客を指します。
見込み顧客を選定する方法の一例として、まずは顧客の業種、会社規模、所在地など、ターゲット市場を明確に定義します。これにより、自社サービスにマッチする顧客を特定しやすくなります。
また、例えば競合他社のサービスを利用している顧客を特定することも、既に類似のサービスに関心を持っているため、自社サービスへの転換を図るチャンスがあります。
2. 基本情報が網羅されているか
ここでいう基本情報は以下のとおりです。
- 企業名
- 業界・業種
- 電話番号やメールアドレス
- 所在地
- 担当者氏名
とくに企業名が正確な名称かはしっかりと確認しておきましょう。企業名が間違っていた場合、相手に悪い印象を与えかねません。また、より細かい情報をリストに加えることで、顧客へのアプローチ戦略も立てやすくなります。
とくにテレアポリストを購入する場合、掲載されている基本情報は販売業者により異なるため、事前に確認しておくとよいです。
3.リスト情報は最新か
電話番号やメールアドレスだけでなく、担当者も変わっている可能性があるので、定期的な情報のアップデートが大事です。
また時には会社の業態自体が変わっていることもあります。古い情報を頼りに営業活動を行っていると「ちゃんと調べもせず営業をかけているのか」と相手に不快感を与え、せっかくのアポイントが台無しになってしまうかもしれません。
成約のチャンスも逃さないためにも、リストには常に最新の情報を入力しておきましょう。
4. 過去のやりとりが漏れなく入力されているか
過去のやりとりが入力されているかどうかも、良質なテレアポリストの条件です。
先日連絡が来たばかりなのに、たいして日も置かずにすぐ電話がきたら、企業側も決していい気分ではないでしょう。
アポがとれない原因としては「提案には興味があるが、今月は忙しい」というケースもあります。こういう相手は、将来的に見込み顧客になるかもしれません。
そういった情報もしっかりとリストに記載しておくことで、今後のテレアポの成約率向上につながる
でしょう。
テレアポリストを購入【業者の選び方3選】
テレアポリストを販売している業者は多数ありますが、いったいどのような規準で選定すればいいのか分からないとの声も少なくありません。ここでは、リスト販売業者を選定する際の3つのポイントについて解説します。
所有しているリスト件数が多い
リスト販売サービスを選ぶ際、とくに重要なのは保有しているデータの豊富さです。購入したテレアポリストの件数が少なければ、それだけ自社のサービス内容にマッチする企業もごく少数に限られてしまいます。これがニッチな業種であればなおさら少なくなります。その点、当社は業界最大級の約720万件以上のリスト数を誇っており、あらゆる業種の営業活動をサポートします。御社の商品やサービスを求めている企業が多数見つかるでしょう。
必要な情報を厳選・取得できる
リスト販売サービスを選ぶ際は、必要な情報を厳選できる利便性も非常に重要です。多くのリスト販売サービスは数十万から100万件以上のデータを持っているため、一つ一つの企業をリサーチしていては時間がいくらあっても足りません。自社のサービスと関連性のある企業を簡単に絞れるかどうかは、テレアポリスト作成を効率化するためにも非常に重要です。
当社は、地域・人気順・業界・目的など様々な検索オプションを備えており、リスト作成の効率化をサポートします。
また、当社のように付加オプションの有無も重要です。例えば、電話帳リストに記載されている情報だけでは、FAXDMや郵送DMなど別の営業手法に活用することはできません。当社では、さらに付加オプションとしてメールアドレスやFAX番号、基本情報の付加も可能なため、幅広く新規事業開拓を進めることができます。
リストの更新頻度が高い
良質なテレアポリストの条件でも解説しましたが、リストは鮮度が命です。いくら名簿数が多くても、古い情報ばかりではそもそもターゲットと連絡がとれず、営業効率が低下するばかりかトラブルの元にもなりかねません。
スムーズな営業活動を展開させるためにも、リストを購入する際は頻繁に情報を更新しているサービスを選びましょう。中には1ヶ月以上更新されないリスト販売サービスも含まれるためご注意ください。
当社は約720万件以上という膨大なデータを毎週更新しています。常に最新のデータを記載しているので、安心して営業活動に使用できます。
→【2024年版】おすすめの法人リスト販売業者6社を徹底比較!
テレアポリストなら「法人名簿エンジン」
法人名簿エンジンは、電話番号付きのテレアポリストを地域や業界別に提供しています。東京都や大阪府といった地域別のリストから、通販業界や不動産業界のリストまで幅広くサポート。テレアポリストには、企業名、住所、担当者名など、リスト作成に必要な情報が記載されています。
毎週更新・約720万件以上の新鮮で豊富なテレアポリストが、御社の新規事業開拓をサポートします。
まとめ
テレアポリストの入手方法や良質なテレアポリストの条件等についてご紹介しました。より効果的かつ効率的にテレアポを行うためには、良質なテレアポリストの作成が重要です。
しかし、テレアポリストを自社で作成するには、膨大なリソースと人件費も必要となり、リストの更新にも手間がかかります。
この場合、リスト販売サービスを利用することで、より高い費用対効果が期待でき、リソースやコスト問題の解決にもつながります。
本記事を参考にして、テレアポリスト収集にお役立ていただければ幸いです。