東京オリンピック後の不動産業界がどのように変動するのかについて、さまざまな意見が出ています。ひとつ言えることは、不動産業界においては少子高齢化による競争激化は避けられないということです。これから不動産会社は生き残りをかけて、ITによる情報処理など取り組むべき課題は多いのではないかと思います。
そこで不動産会社に提案できる営業活動を行うための、営業リストや法人名簿を入手できるサービスにどのようなものがあるのかを知っておくとよいかもしれません。今回は営業リストを取得できるおすすめのサービスを5つ選んでご紹介します。
名簿エンジン
SUUMOやアットホームなどの不動産サイトに掲載されている、不動産会社の営業リストを定額にて購入できるサービスです。SUUMOであれば、8,000円で1万1千件もの営業リストを入手できます。
もし営業するエリアや対象とする会社の規模などを明確にしているのであれば、宅地建物不動産業者の検索で絞り込むことも可能です。この場合には48,000円を支払うことで、14万件もの中から条件を絞って電話番号やFAX番号、住所やメールアドレスなどを取得できます。
無料サンプルも入手できるので、リストの使い勝手なども確認できるのではないでしょうか。
リスト王国
不動産会社の営業リストは最大掲載件数が14万件、料金は最安値が16,200円となっているサービスです。
たとえば、宅地建物不動産業者の検索システムを使用する場合、税抜き50,400円
で14万件もの不動産会社から必要とするリストを入手できます。しかも毎週データを更新しているので、新たに登録した不動産会社へ営業提案するという使い方も可能です。定額料金で必要とする営業データを好きなだけ取得することができます。
あるいはSUUMOなどのポータルサイトで掲載している不動産会社のリストも、16,800円から提供しています。
日本企業名簿センター
1件10円(税抜き)から営業リストを購入できるサービスです。必要な不動産会社のリストのみを購入できるので無駄がありませんし、必要に応じて買い増すことができます。掲載項目には電話番号やメールアドレスのほかに、FAX番号やホームページアドレスも含みます。
不動産業の中でもさらに細かく、賃貸業や開発・分譲業、建物・土地売買業などに分かれているので、必要なターゲットに絞り込んで営業リストを購入できるでしょう。1件20円で取得する場合には、従業員数や設立年月などの条件でも検索が可能です。
スクエア
営業活動やマーケティングに適した営業リストを提案している名簿サービスです。1件5円(税抜き)と安価であることが魅力の業者といえるでしょう。
不動産会社の中でも資本金や従業員数など条件を絞り込んでの検索が可能です。保有しているリストにおける電話クリーニングサービスにより、使われていない会社を抽出することができますし、移転後の電話番号がわかれば別途料金で取得もできます。
DM名簿リスト販売ダイレクトメール社
不動産業者の名簿リストを税別60,000円で販売しています。リスト総数はおよそ112,000件、すべて電話番号を掲載しています。そのうちFAX番号を掲載しているのはおよそ69,000件、メールアドレスを掲載しているのは5,174件です。
データはエクセルファイルとなり、FAX送信ソフトで利用することも可能となります。データは半年から1年毎に更新しています。
おわりに
不動産会社へのアプローチの方法も提供する商品・サービスもいろいろとあることでしょう。どのようなアプローチをするのかによって、必要となる営業リストの内容も変わります。今回ご紹介したサービスの中から、効率良く営業活動ができる名簿リストを購入していただければと思います。