見込み客を効率良く獲得するためには、良質な法人リストが必要です。
営業ターゲットとは異なる企業がたくさん含まれていたり、逆にリストが枯渇していると効果的に営業活動を進めることはできません。
そのために役立つのがアタックリストです。
今回はこのアタックリストの作り方と、そのフォーマットをダウンロードできるサイト、リストを購入できるツールをご紹介します。
Contents
アタックリストの目的とメリット
新規顧客作りに法人リストは必須ですが、見込み客を効率良く獲得できるものがアタックリストです。
アタックリストの主なメリットは、
- 営業効率を高める情報があること
- 見込み客のマネジメントができること
- そして情報を入力して分析できること
などが挙げられます。
1.アタックリストは営業効率を圧倒的に高める
アタックリストの有無は圧倒的に営業効率を高めます。
例えば、営業活動の度に企業を検索し、電話やメール営業を行うと以下のデメリットがあります。
直近で営業した先に重複して営業活動をしてしまい、営業先探しと営業活動の二つの作業を交互に行うため頭の切り替えが難しく、作業業が進みにくいです。
また、人間はそもそもマルチタスクが苦手と言われており、一つのタスク(アタックリスト・テレアポリストの作成)を集中的に行い、そのあとに営業をかけていくという形で、2種類の業務が頻繁に入れ替わらない形で進めたほうが、ずっと効率的に進められるでしょう。
2.見込み客のマネジメントに利用できる
法人リストを使ってテレアポをしたり、FAXやDMを送る場合、断られたらそれまで、という方法では効率的とはいえません。
リストを使い捨てにするようなものですし、その中で眠る潜在需要を拾い上げることができません。
アタックリストを使えば、そのような潜在需要を見込み客にすることが可能です。
具体的には、リスト上にアプローチした日付、先方の返答内容、ステータス等を記載しておくことで、追客に役立てることができるからです。
例えば、前回は担当者が不在という理由で断られた場合、毎度不在ということはないと思うので、その情報をもとに 「前回は担当者様がご不在でしたが本日はおられますか?」等前回の断られ方を伝えると、先方も断りにくい状況が作れます。
可能であれば、初回の電話の際に担当者のお名前を聞いておき、アタックリストに記載があるとより営業しやすいです。
このように、アタックリストは常に更新を行うことでより質の高いリストとして、見込み客のマネジメントに利用できます。
3.成約・アポイントの取れる顧客情報を分析できる
アタックリストを利用することで、どのような顧客が制約したのか、またはアポが取れたのか、その属性を分析することができます。前述した”見込み客のマネジメント”と被りますが、アタックリストを更新することで、どのような属性の方が顧客となっているのかがわかります。
今後はその傾向を分析することで、より効率的に営業活動を行うことができます。顧客の属性以外にも、話した内容を記載しておくことで、どのようなトークスクリプトが有効なのかも分析が可能です。
アタックリストの作り方
それでは、具体的なアタックリストの作り方を3ステップでご紹介します。
①必要な項目を定める
アタックリストの作成において、まずはどのような情報を入力するのかを決める必要があります。
基本的な必要項目は、社名・連絡先(TEL・FAX・メールアドレス)・住所・担当者です。さらに既存客や見込み客を分析して属性を絞り込みます。
その種類としては、
・資本金
・売上
・社員数
といった会社の規模などに関する情報となります。
情報量が多いほどアタックリストの質としては高いものの、自社で作る場合はそれだけ情報収拾に時間がかかります。自社の営業でどこまでの情報が必要なのかを知るためには、実際に作成したアタックリストで営業活動をしてみる必要があるでしょう。一定のリストを作成したらまずは試しに営業活動をしてみて、必要な項目を決めていくと良いです。
②営業中に入力できる項目を決める
アタックリストは単純に会社情報を記載するだけではありません。
実際に営業をする中で、顧客から得た情報を入力することで、その後の追客などに役立てることになります。
そこで、予めどんな情報を入力するのかを決めておきます。まずアプローチした日時を記録することで、確実に連絡が取れる時間帯などを把握できます。ニーズがあるかどうかをチェックするために、課題などを聞きだしたら記録しておくとよいでしょう。
また断られたなら、どのような理由で断られたのかも記録しておきます。もしその理由が提供する商材を購入することと直接関係がないのであれば、追客しだいで潜在需要を掘り起こすことが可能です。
③対象となる企業を選ぶ
ターゲットリストのフォーマットが完成したら、実際にリストを取り込む作業を行います。
データは
・帝国データバンク
・東京商工リサーチ
などのデータベース、あるいは法人リストの販売サービスなどから入手します。
その中で、業種・業界・会社の規模・部門などから潜在需要を掘り起こすために、分析した属性から絞り込みます。
実際にアタックリストを使って見込み客が出てきたら、さらに分析を行い属性の精度を高めていきます。これを繰り返すことでアタックリストの精度が向上し、営業効率も高まります。
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アタックリスト作成に役立つフォーマットのダウンロードサイト3選
アタックリストを作成するにあたって、フォーマットを活用するとより早く綺麗にアタックリストを作成できます。
ここでは、アタックリストのフォーマットをダウンロードできるサイトを3つご紹介します。
- desknet’sDB
- 中小企業家 エクセルカード
- Excel Form 顧客管理
desknet’sDB
見込み客へのフォロー状況を管理するのに適したリストを作成できるフォーマットをダウンロードできます。
追客の予定日を入力したり直近のフォロー案件のみを確認したりと機能性にすぐれています。
フォロー予定日とその内容、最終的な結果とコメントなども入力できるので、次の見込み客に生かすことができるでしょう。
中小企業家 エクセルカード
自社で必要な項目を最大80まで自由に設定できるフォーマットをダウンロードできます。
必要な項目を選択して一覧表示できるので、見込み度の高い企業へ優先的にアプローチして、競合他社に対しスタートダッシュをかけるということも可能です。
Excel Form 顧客管理
情報はユーザーフォームから入力し、必要な項目を選択して一覧表示できます。
売上履歴を入力することで、売上集計表の作成も簡単です。
フリー版もありますが、正規版はVBAマクロを公開しているので、自社仕様に修正することもできます。
アタックリスト作成前後で取るべき各戦略
アタックリストを作成する際のポイントや作成後の注意点などを解説していきます。アタックリストは一度作成してしまえばずっと使えるという物ではありません。常に情報のアップデートを心掛けましょう。
・リストを作成する目的の明確化
アタックリストを作成する前に、アタックリストを作成する目的を明確にしましょう。やみくもに営業をかけるのではなく、自社がターゲットとする市場におけるリード(見込み顧客)を明確に定め、リードに沿った企業をリストアップしていくことが大事です。
・アタックリスト記載のルール化
まずはフォーマットとなるひな型を作成することをお勧めします。営業を行う方法は多様化しています。電話やメール、SNSなど違った方法でそれぞれの社員が営業を行う場合でも、アタックリストはひとつのフォーマットにまとめておきましょう。
・最新情報の取得
常に最新の情報を心掛けましょう。情報には鮮度があります。定期的なリスト内情報の確認、更新を行う必要があります。「連絡先が変わっていた」「担当者が変わっていて名前がわからない」などいうことがあると、会社と先方どちらにも迷惑をかけてしまいます。精度の高いアタックリストが作成できたとしても、更新を怠ると営業効率が下がっていきます。
アタックリストを購入できるサービス3選
ここではおすすめできる有料サービス4選をご紹介します。
法人名簿エンジン
弊社サービスの法人名簿エンジンは、業界屈指の法人名簿数を誇る名簿販売サービスです。業界別や目的別にパッケージ化された法人名簿を提供しており、自社の目的・ターゲットにあったリストを購入することができます。
また口コミ評価では、スタッフの対応にも定評があります。企業のニーズに合わせてリストを提案させていただきます。
リストの情報は毎週最新の状態に更新しており、試しにサンプルデータを無料でダウンロードすることも可能です。
利用方法はとても簡単で、希望のリストをカートに追加し、入金後に登録したメールアドレスにデータが送付される仕組みです。
リスト王国
リスト王国は、法人名簿エンジン同様、業界別・目的別にパッケージ化されたリストを販売している名簿販売サービスです。ターゲットに応じて情報を変えて販売しているので、基本情報+付加価値の高い項目を特徴としています。
また運営実績も長く、大手企業から中小企業など多くの企業に利用されています。毎週定時に更新していて、最新の情報を保ったリストが販売されているので安心です。
値段も0.1円/件からと格安です。なによりも安さと精度の高さの両方を求める方にとってリスト王国はおすすめです。
利用方法は、希望のリストをカートに追加し、入金後に登録したメールアドレスにデータが送付される仕組みです。
ダイレクトデータ
ダイレクトデータは、営業マンが求める優良な法人リストを提供する名簿サービスを提供しています。細かいカテゴリでデータを絞ることができ、顧客の要望に沿ったリストの作成を売りとしています。
また法人リストだけはなく、回線判別リストや法人メールアドレスのみの販売も行っており、幅広いジャンルのリストを取り扱っているのも魅力の一つです。
料金は3円/件からとリーズナブルです。
利用方法は、電話やお問い合わせフォームから申し込み後、詳細なヒアリングを経てサンプルリストが試供されます。サンプルを参考に顧客の希望に沿ったリストが最短即日で納品される仕組みです。
サンプルに関しては、一回目で効果が分かりづらい人のために、2回以上のサンプルを提供してくれるので、納得のいくリストが選びやすいです。
>新宿法人リストセンター
新宿法人リストセンターは、「売上に直結する営業活動の実現」を掲げていて、業種だけではなく、従業員数・売上など営業先イメージに合わせた企業規模の絞り込みが可能です。
またコンサルティングサービスもあるので、経験豊富なコンサルタントが丁寧にアドバイスしてくれるので新規開拓が初めての方でも安心です。
料金は、5円/件からと安価で購入できます。購入件数に応じて最大3円/件と値引きされるボリュームディスカウントのサービスもあり、まとめて購入を検討している人向けにお得なプランも用意されています。
利用方法は、お問合せフォームより申し込み後、担当コンサルタントとの面談を経てリストを選び、入金確認後3営業日以内にメールで送付される流れです。
アタックリスト販売サービスの利用について
アタックリストは営業マンそれぞれで使うよりも、営業チーム全体で共有し利用することで、必要なデータを効率的に蓄積し、効率的に営業することができます。成約、アポの獲得後も顧客属性の絞り込みを行い、どのような顧客が成約しているか分析していくことが重要です。
ただ、良質なアタックリストを実際に0から作成する、というのは途方もない時間がかかるものです。
それであれば、すでに作成され、販売されているアタックリストを購入するのも一つの手でしょう。
弊社、法人名簿エンジンでは、良質なアタックリストを低価格で、業界別・目的別に販売しております。
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法人アタックリスト販売最大手「法人名簿エンジン」とは
法人リスト販売サイトの法人名簿エンジンは、業界別・目的別に法人名簿・法人リストを購入できるサービスです。リストは全てWeb上に公開されている公開情報を収集したものであり、定期的に更新をかけている最新の情報となっています。
自分でリストを作る必要はなく、販売しているリストを購入することで購入時に記載いただいたメールアドレスあてにデータを送付します。
アタックリスト注文の流れ
ここでは、「法人名簿エンジン」を例にアタックリスト購入の流れを説明します。
まず、購入したいリストを買い物かごに入れます。
次に、お客様情報を入力します。
そして、カード決済または口座振込でお支払いいただきます。
ご入金の確認後、1営業日以内を目処にリストデータを送付いたします。
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アタックリスト購入のよくあるご質問
Q.購入フローおよび購入後のフローはどうなっていますか?
ショッピングカートより商品をクレジットカードまたは銀行振込にてご購入頂けます。
・クレジットカード決済の場合はご記入頂いたメールアドレス宛に法人名簿データをCSVファイルにてお送りします。
・銀行行振込の場合は、ご記入頂いたメールアドレス宛にお振込先口座番号をお送りいたしますので、ご入金いただいた後法人名簿データをCSVファイルにてお送りいたします。
なお、銀行振込の場合ご入金確認まで1営業日(土日祝日は非営業)ほど、名簿データのお届けは即日〜1営業日(土日祝日は非営業)ほどいただきます。
Q.無料のサンプルデータはありますか?
一部の法人名簿リストの無料サンプルをご用意しております。無料サンプル名簿のページよりダウンロードください。
また、無料サンプルに掲載されている法人名簿リストはごく一部になります。
Q.法人名簿に違法性はありますか?またどこから入手した情報ですか?
A.弊社で販売する法人名簿は全て法人がホームページ等に公開している公開情報となっています。お客様自身でも検索することで簡単に入手できる情報となっていますが、弊社ではWeb上の公開情報を自社システムで収集しまとめて販売しています。公開情報のため、違法性はない認識です。また、個人情報の取得販売は一切行っておりません。
Q.後払いは可能ですか?
A.後払い申込フォームより、後払い希望のご連絡をいただければ審査の上対応可能です。基本的には通常のECサイ同様、トカード払い銀行振り込みでの前払いでお願いしております。後払い審査ご希望のお客様は後払い申込フォームよりご連絡ください。
Q.法人名簿のファイル形式は何ですか?
A.csv形式でご送付しております。
Q.欲しいリストが販売されていないのですが。。
A.大変申し訳ございませんでした。
具体的にご購入をしたい法人名簿リストについてご連絡頂けましたら、ご用意できる場合がございます。
まずはお問い合わせください。
Q.実際にどんな法人名簿データを販売しているか確認したい
A.弊社では、一部の法人名簿リストの無料サンプルをご用意しております。下記よりダウンロードください。
また、無料サンプルに掲載されている法人名簿リストはごく一部になります。